私が住まいを、ご提案する時に大切にしていることの1つに「素材感」があります。
人工物である住宅の中に少しだけ本物の素材を、使いたいと思っています。
草や木、石やガラス、鉄や陶器など自然の物や、太古からある素材を使うことで、
住む人に落ち着きと安らぎを与えてくれると考えています。
自然の素材の良さは、様々な効果と共に実証されていますが、
それだけでなく「そこにある」ということが、
住む人や訪れる人を楽しく快適な気持ちにしてくれると思います。
私自身、在来木造、土壁木造、2×4工法など、自分の手で実際に加工出来る「大工」として考えると、
どれが一番丈夫ということは全くありません。
では、私がお客様の住まいを創る時に、何を基準に構造を選ぶのかというと、
「お客様の希望の住まい」を実現するのに、最適な構造であるかどうか。ということです。
建てる場所や周辺環境(都市部、住宅地、山地など)も異なり、
住まいに対する希望や、イメージも異なるのに、画一的な構造ではありえません。
私はお客様とのお打ち合わせの中で、少しずつ感じたものをカタチにしてゆきます。
そして、生まれた住まいのカタチを実際に実現する為に、
こんな構造を採用したいとご提案しています。
子育て中の大忙しのママの心地良いと感じる空間や、
ご夫婦だけの安らげる空間、
自分好みの家具や雑貨に囲まれたいと思う人や、
憧れの欧風感あふれる空間や…
暮らす人によって様々のはず…。
「暮らす人にとって心地良い空間」
私は、それを、1つずつカタチにしてゆきます。
ほんの小さな工夫で、お手伝い出来たら…と思います。
訪れる人にも、ここに暮らす人の感性を、それとなく知らせる空間でもあります。
様々な空間の中で、あなたが一番くつろげる空間を
一緒に探しませんか?
大きな空間です。
薪ストーブの はじける音とゆらめく炎…。
家族がゆったりとした 時を刻んでゆきます。
「和」のリビング・ダイニングです。
子育て世代から年を経た世代まで
日本のご家族皆様に 愛される空間です。
木と草と紙の空間は、自然そのものと言えるでしょう。
空気は最も高い断熱材である事と
実感できる空間です。
素材感を大切に 時と共に色や、つや、そして強度も増してゆく…。
暮らし始めた時が始まりで、時と共に味わい深くなってゆきます。
0120-516-456